これまでの実績を見ると、資材のほうが商品より削減率が高い。
資材の中でコスト削減率の大きかったのは、店舗用の蛍光管でコスト削減率45.5%、つまり従来調達コストより45.5%安く調達したことになる。
店舗のレジスター用什器がこれに続き、コスト別削減率44%となっている。
IOは2004年2月期からグループ全体で毎期100店規模のスーパーマーケットを出店する計画を持っている。
新店用什器の発注をWWREを活用して行なった場合のコスト削減効果は非常に大きなものになる。
このほかには、床用ワックス同218.8%、食品用ポリ袋同15.3%となる。
一方、商品で-クション取引の実績累計は2500億円にも達し、WWREを使わない従来取引の場合と比べて300億円以上のコスト削減または21%の削減効果があった。
この中には小売業6社が参加したヨーロッパでの事業用品のオークションや2社の小売業が参加したアメリカでのコピー用紙のオークションなどの複数の企業が参加した共同オークションこれまではゆるやかな連帯という考えに基づいて、グループ企業は資材、商品の調達を個々に行なってきたため、スケールメリットは実現されなかった。
資材・消耗品、商品の規格統一化を可能な限り進め、調達窓口を一本化し、集約した大きな数量をグローバルベースのWWREで調達すれば、コストが大幅に低下するのは必至だ。
その結果は、商品の場合は商品仕入コストの低下または商品粗利率の改善につながる。
資材・消耗品の場合なら、経費削減となって売上販売費率、つまり売上に対する経費率低下という効果をもたらす。
WWREの活用については、スーパーマーケット子会社であるMAXB各社だけでなく、提携会社である「ハックKS」のスーパーマーケット部門が、エビの共同調達に参加した実績もある。
WWREの活用については、コスト削減効果の大きさから、商品部全体と資材調達部門の関心が高まりつつある。
今後の課題としては、ドラッグストア連合の「IO・W・ストァーズ」参加企業を代表とするグループ企業全体がWWREを活用できるようにすることだ。
需要集約と呼ばれる発注数量の極大化と一本化をはかる方法は、IOグループ内だけでなく、複数のWWREメンバー会社が商品のスペック(仕様)、取引条件などを絞り込んだ上で、各社◆WWREを使いこなす課題の発注数量を集約してバイイングパワーを発揮する方法が考えられる。
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